近年、グローバル化が進み、
アメリカと日本の学校を併願する子供が
増えてきました。そんなこと可能なの?と
思っている方も多いかもしれませんが、
意外と両国の入試問題は
似ているところも多々あるのです。
一例として、
ハワイの2大難関校の一つ、
プナホウスクールキンダーガーテン(5歳)と
日本の小学校受験の最高峰
慶応義塾幼稚舎および慶応義塾横浜初等部を
見てみましょう。
幼稚舎、プナホウスクールは、
ともにペーパーテストがありません。
そのかわり、言語発達、知力、判断力、運動、社会性、創造性をきちんとみています。
面白いのが、
創造力、思考力、問題解決力をみるための
絵画テストです。
慶応義塾では、
「このひし形を生かして、周りに絵を描いて、
小学校になったらやってみたいことを書いてみましょう」という問題がでていますが、
プナホウでも、「線が引いてありますが、
想像して、続きを描いてください」という
同じような創造性を問う問題が出ています。
このように国を跨いでも、
入試問題は似ているところも多いのです。
入試において試験官がみたいものは、
万国共通のようですね。