バランスのとれたバイリンガルになるために

一般的にイメージする理想のバイリンガル像は、

2言語とも年齢相当のレベルに達しているバランス・バイリンガルだと思います。

 

では、具体的には、何をもってバランス・バイリンガルというのでしょうか?

 

バランス・バイリンガルを判断するひとつの材料にして、

どれだけ語彙力があるのかに着目してみます。

 

WikipediaVocabulary development)では、

By age 5, children tend to have an expressive vocabulary of 2,1002,200 words.
By age 6, they have approximately 2,600 words of expressive vocabulary and 20,000
24,000 words of receptive vocabulary.

5歳で2100-2200語を「使用」(expressive vocabulary
6歳で2600語を使用、20000-24000語を「理解」(receptive vocabulary

 

児童心理学講座によると、子どもの語いの発達をきわめて大まかにいうと、次のようである。

一歳直前に、はじめて意味のある二、三の語を発するようになる。これが初語である。一才半ごろまでの語いの増加は著しくない。二才直前から語いは急増し、二才で100語を超える。三才ではほぼ1000語に達し、五才では2000ないし2500語に達する。児童心理学の入門書にはたいていこのような解説がはいっている

 

日本語も英語も、ともに5歳では、2000語から2500語というのがひとつの目安になってくるでしょう。

バランス・バイリンガルは、各言語とも語彙量が年齢相当に達していることを指すかもしれませんが、

なかなかこの語彙量に達することは難しいでしょう。

 

オハナエデュケーションでは、バイリンガルの特徴をいかした言語発達のサポートをおこない

バランスのとれたバイリンガルの育成に力をいれています。

 

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