専修(大学院卒業レベル)教員免許をもち
 オーストラリアの教員免許申請中の身ながら
 常に日欧米の教育を比較しています。
今日は、日米間の社会と理科の違いを
 考えたいと思います。
義務教育が5歳のキンダーガーテンからはじまり、
 社会と理科の教科も5歳から始まるアメリカと比べて、日本は8歳の小学3年生になり、
 やっと社会と理科がはじまります。
具体的にみてみると
アメリカ、キンダーガーテンの問題

日本の小学3年の教科書

下の教科書は日本でいう小学3年が対象のため、職業に対しての説明は詳しくはなっていますが、問題は、職業の意識の導入が始まる年齢です。アメリカ5歳に対して、日本8歳なのは、なぜ?
同じく、理科の問題。
アメリカ、キンダーガーテン

同じレベルが日本の小学3年の教科書にでてきます。

キンダーガーテンからの導入と
 小学3年からの導入の違いは大きいでしょう。
やはり日本は、社会と理科がアメリカに対して
 3年あまり遅れていると言わざるを得ないと思います。
日本人は社会意識への興味が薄い、
 政治や環境問題への参画が少ないと言われますが
 この3年間の欠落は大きいのでないのでしょうか。



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