キンダーガーテン受験が求める言語運用能力とは?

ハワイと東京用賀のバイリンガルの子供のための塾
オハナエディケーションです。

今年もキンダーガーテン受験が動き出しています。
ハワイのプナホウスクールやイオラニスクール、
東京の西町インターナショナルスクール、アメリカンスクールも
この秋から出願が始まります。

受験とは、文字通り、試験を受けるわけですが、
試験を通して、学校がみたいものとは何なのでしょうか?

アメリカの義務教育が始まるキンダーガーテンの試験では、
本格的なペーパーテストはあまり行われません。
そのかわり、受験者が持っている言語運用能力というものがよくみられます。
ようするに英語を使ってどれだけ表現できるか、
どれだけの単語を知って、使いこなせるかということです。

キンダーガーテンを受ける年齢は、4歳もしくは5歳の前半ですが、すでにこの年齢でも、
言語運用能力に関して、大きな差がついているのをご存知ですか?

この差がうまれる要因のひとつとして
英語学習歴の違い、英語での環境にどれだけ浸っていたか、親が英語を話すかなどがありますが、
この環境的要因の他に、子供自身が持つ能力にも大きく影響されると思います。

それでは、子供の能力とは何でしょうか?言語運用能力でいえば、
Steven Brown & Jenifer Larson-HallのSecond Language Acquisition Mythsという本を参考にすると、
知能、ワーキングメモリー、文法への敏感度、
言葉のプロセッシング能力等です。これらの発達は、
言語運用能力の形成に影響を与えることでしょう。

オハナエデュケーションは、
志望校に合格させることが最終目標でありますが、
個々の状況(知能、ワーキングメモリーなど)を見極め、
その子供にあったやり方で、言語運用能力を育てています。

バイリンガルの子供たちは、モノリンガルがひとつの言葉を学んでいるのに対し、
その倍の勉強に時間を費やし、精神的にも負担を強いられるため、ただでさえ、
苦労が多いです。オハナエディケーションでは、
単に志望校への合格を目指し
短期的なテクニックを教えるのではなく、
長期的な視点で、その子供の言語運用能力や
社会性の成長をサポートしていけたらと思います。

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